サラリーマン29歳の日記 (酒とラップとアメフトと)

酒とラップとアメフトが好きです。経済、自然科学、環境、政治等にも関心があります。あと蕎麦も好きです。

熊本レペゼン

4/14の熊本地震から一月が経ちました。

私は熊本で生まれ、大学院を卒業するまでの23年間、熊本で過ごしました。

就職をする際に、家族や友人の近くにいる事よりも、自分の視野や世界観を広げることを選び、全国転勤の会社に入社したため、今は広島に住んでいます。

しかし、先日の熊本地震以降、その選択が間違っていたのでは無いかと、考えてしまいます。

地震が起きて、テレビやネットでは、生まれ育った場所がグチャグチャに壊れている様子を見ました。

みんなが頑張って自然の脅威と闘っている状況なのに、自分一人だけ安全な場所で普通の日常を続けていて、

「自分だけ助かっている」
「すぐに助けにいけない」
「皆が頑張っているのに一人だけ何もできない」
「今まで育ててもらった場所に感謝してなかった」
「行ったとしても自分にできることは、かなり限られている」

といった、罪悪感や自分の無力さを感じました。
しかし、そう言いつつも、そのことを真正面から認める事が出来ないでいます。

地震以降、「熊本に帰って、家族や友人の近くで仕事を見つけた方がいいのではないか? 今の自分はいざという時(今回の地震や会社がなくなった時等)に果たして役に立つ人間なのか?」という迷いのような漠然とした思いに、まだ答えが出せてない状況が続いています。